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脂質異常症②

[2023.07.13]

弊会理事長で、代表産業医である井上医師は、帝国データバンクで、月に2回、労働安全衛生に関する記事「カンパニードクター井上敬先生に聞く 産業医Q&A」の執筆をしております。
今回は2023年7月12日に掲載された「Vol.143 脂質異常症②」ご紹介いたします。

脂質異常症には、血液中の脂質濃度が基準値よりも高い「高脂質症」と、その逆の「低脂質症」があります。
「低脂質症」についても、何らかの原因で「低栄養状態」になっていることを表しているので、放置して良いものではありません。
低脂質は主に、他の疾患の進行に関連して発症する場合と、遺伝的な要因で発症する場合があります。
その他にも、近年は過度なダイエットや偏食、糖質制限により発症することもあるようです。
ほとんどの場合、症状が現れることはありません。健康診断などで「検査値が良くない」と指摘されても、自覚症状がないので放置してしまう方も多いです。
これが脂質異常症の怖いところで、特に高脂質症は、気付かないうちに動脈硬化が進んでしまうかもしれません。
健康診断の結果で気になることがあれば、医療機関を受診しましょう。

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