大阪発 新4S運動③
今回は、「大阪発 新4S運動」についてです。
この運動は、令和5年度を初年度とする「大阪労働局第14次労働災害防止推進計画」の目標を達成するため、
4つの活動を展開するとともに、多様な働き方や外国人労働者など、互いに多様性を理解し合い、全ての労働者の安全と健康が確保され、
人々が就労する安全衛生環境に満足し、輝く笑顔で働くことができる職場の実現に向けて取り組むものです。
スローガンは、「安全は人々を満足させ、輝く笑顔にします Safety brings people Satisfaction and Shining Smiles」です。
実施期間は、令和5年から5か年です。
順に活動をご紹介します。
②安全study活動
● 作業者への安全衛生教育の促進はもとより、各級管理者等に対する安全衛生教育についても計画的に行う。
● 危険体感教育の実施により、作業者の危険感受性を高める。
● eラーニング教材を活用した教育にも取り組む。
● 建設業における送り出し教育を確実に実施する。
● 正社員以外の労働者に対し作業内容を理解させ、雇入れ時の安全衛生教育を確実に実施する。
● 高年齢労働者、外国人労働者等においては、身体機能の低下や作業に不慣れなことなどによる災害の発生が懸念されることから、
雇入れ時教育や危険体感教育等について、母国語教材を取り入れるなどそれぞれの特性に応じた教育を行う。
●「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」(令和2年3月16日付け基安発0316第1号。エイジフレンドリーガイドライン。)に基づく取組の促進を図る
● 入職一年未満の経験の浅い者に対する安全作業スキルアップ教育を実施する。
● 労働者自らも進んで安全衛生教育を受講し、危険感受性を高め、健康の保持増進に努める。
次回以降、各活動についてご紹介していきます。
出典:厚生労働省 大阪労働局 https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/anzen_eisei/hourei_seido/_114004.html