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ノロウイルス③

[2023.12.01]

今回は、「ノロウイルス」についてです。

夏だけではなく、秋冬もウイルスによる食中毒が多発しています。
夏の暑さで体力が落ち、免疫力が低下しているところに、
気温の寒暖差も加わり体調を崩しやすいことも影響します。
また、冬の寒い季節に旬を迎える牡蠣などの二枚貝の危険性も高まります。

今回は、ノロウイルスの感染を広げないための消毒方法をご紹介いたします。

『塩素消毒方法』
次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めて「塩素消毒液」を作ります。
なお、家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。

●環境清掃
 ・ドアノブなど、手が触れる場所の清掃はこまめに。
 ・0.02%次亜塩素酸ナトリウムでの消毒(もしくはアルコールで2度拭き)
●トイレなどの清掃
 ・汚染された場合は0.1%次亜塩素酸ナトリウムによる消毒
 ・金属部分は次亜塩で消毒後に水拭きを行う。(もしくはアルコールで2度拭き)
●衣類・リネン類・布団等
 ・吐物を拭き取り、消毒液を浸したタオル等で拭くまたは熱湯消毒(85℃で1分以上浸す)
 ・布団等すぐに洗濯できない場合は、吐物を拭き取り、消毒液を浸したタオルで拭いた後、スチームアイロンや布団乾燥機を使用
 ※スチームアイロンは高温の蒸気でゆっくりと2分以上当てる。消毒やアイロン後は外に丸一日、日干しをすれば使用可
●カーペット・畳等
 ・消毒液を浸したタオル等で拭いた後、スチームアイロンをゆっくり当てる。または熱湯消毒(85℃、1分以上浸す)
  ※スチームアイロンは高温蒸気であたためる
 ・畳等は吐物を消毒液を浸したタオルで拭いた後、濡れ雑巾を引いてスチームアイロンをあてる
 ・アイロン後は外に丸一日、日干しをすれば使用可(消毒液を浸したタオル等をかけて干しておくんのもあり)

※参考:【保健所健康危機管理事例】ホテルで発生した大規模食中毒にかかる原
因究明及び再発防止対策について(大阪府)
https://www.niph.go.jp/h-crisis/archives/20834/
絨毯に嘔吐があり、集団感染があった事例です。

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