歯周病について [2022.06.15] 今回は、「歯周病」についてです。 歯周病は、歯そのものの問題ではなく、「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯肉のすき間にある溝に細菌が溜まり炎症が起きることを言います。 歯周病は徐々に進行します。 歯周病の初期は「歯肉炎」といい、歯肉に炎症が起こります。痛みがほとんど無いため、症状に気が付かなかったり、大したことはないだろうと放置されがちです。 歯肉炎が進行すると、炎症がひどくなり、歯周ポケットが深くなります。歯周病菌が歯肉組織に入り込み、歯槽骨(しそうこつ:歯の根を支える骨)の破壊が進みます歯がぐらつき、歯を失うことに繋がります。 次回、歯周病のリスク因子をご紹介します。 前の記事へ次の記事へ