メタボに関する予防について
今回は、「メタボに関する予防について」です。
メタボリックシンドローム改善のための基本戦略は、内臓脂肪の蓄積の改善であり、主な対処法は食べ過ぎと運動不足を解消することによります。
主な対策の一例をご紹介します。
●食事
・バランスの整った食生活を心がける。
・炭水化物(糖質)を抑える。
・脂質を抑える。
・食べ方に気を配る。
・調理方法を工夫する。
■運動
・階段の使用
・ウォーキング
・軽いジョギング
・水泳
・筋力トレーニング
▲飲酒・喫煙
・節度ある適度な飲酒
・メタボ対策と喫煙対策は「車の両輪」
腹囲が大きくなってしまう最も重要な原因は、過食と運動不足です。そのため、メタボリックシンドロームの解消の基本戦略は、過食と運動不足の解消にありますが、これらはなかなか自力で改善することは困難な生活習慣でもあります。
仕事から帰ってくる時間が遅い人や、土日も仕事で忙しい人など、環境によっては運動する時間が取れない、という場合もあり得ます。また、血圧や血糖、血清脂質は、腹囲以外の要因の影響も受けますので、ただやせるだけではなく、食生活の改善や運動などを適切な方法で、並行して行うことが必要です。