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転倒予防対策について

[2022.10.19]

今回は、「転倒予防対策」についてです。

転倒による労働災害は最も多く、労働災害全体の約25%を占めています。
転倒による怪我の約6割が休業1か月以上に及ぶものです。

安全・安心な職場づくりのため、転倒防止対策に取り組みましょう。
対策例をご紹介していきます。

【整理・整頓・清掃・清潔】

整理・・・「整理」は、必要なものと不要なものを区分し、不要、不急なものを取り除くことです。要るもの、要らないものに分けるためには、何らかの判断の基準が必要になります。
現場の作業方法では必要と認められていても、その場所にその物が必要か、それだけの量が必要かなどの改善の余地はないかを検討し、よりよい方法が見つかればそれを新しい判断の基準、すなわち作業標準として定めることができます。

整頓・・・「整頓」は、必要なものを、決められた場所に、決められた量だけ、いつでも使える状態に、容易に取り出せるようにしておくことです。工具、用具のみならず資材、材料を探す無駄を無くすことができます。安全に配慮した置き方をすることが大事です。

清掃・・・「清掃」は、ゴミ、ほこり、かす、くずを取り除き、油や溶剤など隅々まできれいに清掃し、仕事を行いやすく、問題点が分かるようにすることです。転倒などの災害を防ぐことも大事なことです。
機械設備にゴミやかすが付着していると製品に影響が出たり機械に不具合が発生することも懸念されます。

清潔・・・「清潔」は、職場や機械、用具などのゴミや汚れをきれいに取って清掃された状態を続けることと、そして作業者自身も身体、服装、身の回りを汚れの無い状態にしておくことです。

整理、整頓、清掃、清潔という「4S活動」を行うことで、つまづいたり転倒することも減ります。

 

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