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腸のおはなし

[2022.08.18]

今回は、「腸のおはなし」です。

人間の腸内には、およそ1,000種類、100兆個もの細菌が住みついています。細菌の種類や数は人それぞれで、重さは1㎏~2㎏にものぼります。同種の細菌が寄り集まりながら腸内で共存している状態を花畑に見立てて「腸内フローラ」または腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)と呼んでいます。
腸内フローラには、体に有益な細菌だけでなく毒素を出す有害なものも存在し、それら多様な細菌が一定のバランス(=多様性)を保つことで腸内環境は整えられています。

「セロトニン、別名、幸せホルモン」をご存知でしょうか?
感情をコントロールし自律神経を安定させる働きから、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニン。セロトニン不足はイライラや睡眠不足を引き起こし、うつ病の原因にもなると言われています。
実は、体内のセロトニンの“9割”が脳ではなく“腸”でつくられています。
セロトニンの生成には腸内フローラが関わっています。
腸のセロトニンが直接脳で使われるわけではありませんが、「脳腸相関」といって腸の不調は脳に伝わりメンタル面にも大きな影響を及ぼすことがわかっています。

体と心の健康を維持するために、非常に大切な役割をもつ「腸」について、
次回も情報発信いたします。

 

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