転倒予防対策について
今回は、「転倒予防対策」についてです。
職場での転倒災害は、労働災害の中で最も多く、全体の約25%を占め、近年増加傾向にあります。
転倒によるケガの約6割が休業1か月以上のケガです。
安全・安心な職場づくりのため転倒防止の対策に取り組みましょう。
職場での転倒の危険チェックリストの一部をご紹介しますので、職場の環境や状況についてご確認ください。
・通路・出口・階段に物を放置していませんか?
・床の水たまりや油、粉類などは放置せず、その都度取り除いていますか?
・通路や階段を安全に移動できるように十分な明るさ(照度)が確保されていますか?
・段差のある箇所や滑りやすい場所などに、注意を促す標識をつけていますか?
・転倒を予防するための教育を行っていますか?
問題のあったポイントを改善し、労働災害を防ぎましょう。また、職場環境改善で働きやすい職場にすることで、作業効率が上がると言われています。
どのように改善するか「安全委員会」や「衛生委員会」などで、全員でアイディアを出し合いましょう!
※出典 厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000838432.pdf