転倒
今回は、「転倒」についてです。
転送災害は最も多い労働災害で、全体の約20%強、60歳以上の高年齢者の比率が約50%を占め、
この防止対策が不可欠な状況です。
また、高齢化社会に伴い、更に件数は増えることが予想されています。
転倒災害の特徴は、60歳以上の高年齢者の比率が約50%を占め、経験年数が5年以上の労働者が被災する場合も50%を超えています。
また、被災者の60%以上が1か月以上の休業を余儀なくされています。
【転倒災害の種類と主な原因】
●滑り
・床に水や油が飛散している
・ビニールや紙など、滑りやすい異物が床に落ちている
・床が滑りやすい素材である
●つまづき
・床面の凹凸や段差がある
・通路等に荷物や商品などが放置されている
・自分で思ったより足が上がらない
●踏み外し
・大きな荷物を抱えるなど、足元が見えない状態で作業している
・階段、通路、作業場が暗い
次回、転倒災害防止対策をご紹介します。