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転倒防止対策

[2023.08.18]

今回は、「転倒」についてです。

転送災害は最も多い労働災害で、全体の約20%強、60歳以上の高年齢者の比率が約50%を占め、
この防止対策が不可欠な状況です。

転倒災害の特徴は、60歳以上の高年齢者の比率が約50%を占め、経験年数が5年以上の労働者が被災する場合も50%を超えています。
また、被災者の60%以上が1か月以上の休業を余儀なくされています。
転倒災害を防止することで、安心できる作業となり、作業効率の向上が望めます。

【転倒災害防止対策のポイント】
 ①設備管理面の対策[4S(整理・整頓・清掃・清潔)]
  ・歩行場所に物を放置しない
  ・床面の汚れ(水、油、粉等)を取り除く
  ・床面の凹凸、段差等の解消
 ②転倒しにくい作業方法[あせらない 急ぐ時ほど 落ち着いて]
  ・時間に余裕を持って行動
  ・滑りやすい場所では小さな歩幅で歩行
  ・足元が見えにくい状態で作業しない
 ③その他の対策
  ・作業に適した靴の着用
  ・職場の危険マップの作製による危険情報の共有
  ・転倒危険場所にステッカー等で注意喚起
  ・体操による筋力維持・アップ


オフィスでよくある転倒の原因は、
足元付近の引き出しの出しっぱなし、コード類の整理整頓不足、カーペット等のめくれ、段ボール等資材のつまずきによる転倒です。
ヒールのある靴や滑り止めのない靴による転倒も多くあります。
身近な労働災害ともいえる、転倒について今一度注意をしましょう!

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