冬の労働災害 通勤・外出時の転倒対策について
今回は、「冬の労働災害 通勤・外出時の転倒対策」についてです。
冬季は降雪や路面の凍結による転倒リスクが高まります。通勤時や、外出時の転倒対策のポイントをご説明します。
できることから取り組んでみましょう。
STEP1.転びやすい場所を知る
●横断歩道
白線は氷の膜ができやすいので歩かない。
●バスの乗降場所
乗降は、手すりにつかまり慎重に。
●マンホール・側溝のふた
きちんと足元を見て回避。
●駅やお店の出入り口付近
建物内外の出入り口付近は転倒多発地帯
STEP2.転びにくい歩き方を知る
●滑りにくい靴をはく
革靴、ハイヒールは危険です。柔らかいゴム底や、溝の深い靴(※)を着用しましょう。
※溝に雪が詰まると滑るので注意。
●小さな歩幅でゆっくり歩く
小さな歩幅で、足の由良全体で着地し、ゆっくりと歩きましょう。
そのためには時間に余裕をもった行動が不可欠です。
●両手はあける
ポケットに手を入れたり、両手に物を持っていると、バランスを崩しやすく、転倒時に受け身がとれません。
手袋を着用すれば転倒時の手の保護にもなります。