花粉症③
今回は、「花粉飛散時の外出時の注意」についてです。
日本気象協会の2024年春の花粉飛散予測によると、飛散開始は、近畿は2月中旬からスタートする見込みです。
飛散予測は、多くの地域で例年並みかやや多い見込みとのことです。
最近は花粉飛散時期にはインターネットやTV・ラジオのニュースで花粉飛散予測が報じられます。外出せざるを得ないときには事前に花粉情報から対策を立ててください。
また、可能な範囲で必要時以外の外出は控えめることが花粉症には有効です。
【花粉が多く飛びやすい時】
①雨の日と雨上がり:
花粉は雨が降れば地面に落ちますので雨の日は飛散量が少なくなりますが、雨が上がると遠くから飛散する花粉に加えて地面の花粉も巻き上げられますので、飛散する花粉は倍増するとお考えください。
②朝と夕方:
一般に花粉は通勤・通学時間帯にあたる朝と夕方に多く飛散する傾向があります。
日の出から時間とともに気温が上昇するにしたがって花粉も目や鼻の高さに浮遊しやすくなることや、夕方にかけて気温が下降するにしたがって上空にあった花粉が降りてくると考えられます(地形や建造物、地域により差があり、1日で最も気温が上昇する13~15時頃に飛散量が増える場合もあります)。
【花粉回避】
①花粉回避の服装:花粉は全身に付着しやすいので、頭髪は帽子で、目や鼻はメガネやマスクで、首はマフラーやスカーフで付着を防ぎ、花粉が付着しにくいような表面がツルツルした上着を選びましょう。
②帰宅時:家の中に花粉を持ち込まないように玄関前で花粉を払い、すぐに着替えて外気に露出した顔などを洗い流しましょう。