「ノロウイルスの感染を広げない」について
今回は、「ノロウイルスの感染を広げない」についてです。
食中毒は夏だけではありません。ウイルスによる食中毒は冬に多発しています。
病因物質が判明している食中毒の中で、ノロウイルスの発生件数が、年間の66%が11月~2月に発生しています。(※出典:食中毒統計 平成24~28年の平均)
感染を広げないためには、食器・環境・リネン類などの消毒を行ってください。
●感染者が使ったり、おう吐物が付いたものは、他のものと分けて洗浄・消毒します。
●カーテン、衣類、ドアノブなども塩素消毒液などで消毒します。
●次亜塩素酸ナトリウムは金属腐食性があります。金属部(ドアノブなど)消毒後は十分に薬剤を拭き取りましょう。
●洗濯するときは、洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いし、十分すすぎます。
●85℃で、1分間以上の熱水洗濯や、塩素消毒液による消毒が有効です。
●高温の乾燥機などを使用すると、殺菌効果は高まります。
次回以降も、ノロウイルスの感染を広げないための処理方法をご紹介します。