令和4年全国労働衛生週間~準備期間に実施する事項④~について
今回は、「令和4年全国労働衛生週間~準備期間に実施する事項④~」についてです。
令和4年の全国労働衛生週間は、10月1日(土)~10月7日(金)です。
「全国労働衛生週間」は、労働者の健康管理や職場環境の改善など『労働衛生』に関する国民の意識を高め、職場の自主的な活動を促して労働者の健康を確保することを目的として毎年実施しています。
今年のスローガンは、「あなたの健康があってこそ 笑顔があふれる健康職場」です。
なお、全国労働衛生週間の実効を上げるため、9月1日から9月30日までが準備期間とされています。
準備期間中に、以下の重点事項をはじめとして、日常の労働衛生活動の総点検を行いましょう。
順に重点事項をご紹介します。今回は「④転倒・腰痛災害の予防及び「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」に基づく健康づくりの推進に関する事項です。
④転倒・腰痛災害の予防及び「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」に基づく健康づくりの推進に関する事項
a 事業者による労働災害防止対策に積極的に取り組む旨の表明
b 身体機能の低下等による労働災害の発生を考慮したリスクアセスメントの実施
c 高年齢労働者が安全に働き続けることができるよう、事業場の実情に応じた施設、設備、装置等の改善及び体力の低下等の高年齢労働者の特性を考慮した作業内容等の見直し
d 労働安全衛生法に基づく雇入時及び定期の健康診断の確実な実施と、労働者の気付きを促すための体力チェックの活用
e 若年期からの身体機能の維持向上のための取組の実施
f 「SAFE コンソーシアム」による転倒・腰痛災害等の予防活動の機運の醸成・企業における取組の推進