脂質異常症
今回は、「脂質異常症」についてです。
脂質異常症は自覚症状がないため、気がつかない間に合併症である動脈硬化が進行していることも少なくありません。
動脈硬化が進むと、やがて心筋梗塞や脳梗塞といった深刻な病気を引き起こします。
生活習慣を見直し、食事や運動、薬物療法などを組み合わせて、コレステロール値や中性脂肪値の改善をはかりましょう。
★標準体重を知りましょう★
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
【食生活のポイント】
脂質異常症の改善は食事からです。
血液中の脂質の上昇を抑えてくれる成分を含む魚や大豆製品などは積極的にとりたい食品です。
●コレステロール値を改善するひと工夫
・肉類は脂身の少ない部分を選びましょう
・大豆製品は積極的にとりましょう
・植物油を選びましょう
〇オリーブ油、ひまわり油(摂りすぎには注意) ✖バター、ラード、牛脂
●中性脂肪値を改善するひと工夫
・メインのおかずは魚をチョイスしてください
・お茶碗を小ぶりなものにしましょう
・お菓子や、甘い飲料は控えてください