熱中症予防対策における水分補給の注意点について
今回は、「熱中症予防対策」における「水分補給の注意点」についてです。
熱中症対策として、水を飲むだけでは十分とは言えません。本日は水分塩分摂取に関して、もう少し具体的にご紹介いたします。
【水分補給の注意点】
水分と塩分を【同時】に補給します。
水分を摂らず塩飴だけ舐めても効果はありません。
■大量に発汗
↓
体内の塩分も消失
↓
水分と塩分を補給
✖水分のみ補給→体内の塩分割合の低下→熱中症発症
スポーツ飲料、経口補水液を【30分ごとにコップ1杯(200ml)】程度を飲みましょう。
資料:厚生労働省HP「働く人の今すぐ使える熱中症ガイド」 https://neccyusho.mhlw.go.jp/
厚生労働省では、熱中症予防対策として
4月を「準備期間」、5月~9月を「実施期間」、7月を「重点取り組み期間」としています。
昨年1年間の職場における発生状況を見ると、死亡を含む休業4日以上の死傷者827人、うち30人が亡くなっています。(2023年時点)
次回以降も、熱中症対策についてご紹介していきます。