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熱中症の症状と重症度分類について

[2023.06.09]

今回は、「熱中症の症状と重症度分類」についてです。
熱中症は以下のように定義されています。
  高温多湿な環境下において体内の水分・塩分のバランスが崩れたり、
  体内の調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称で、
  重症度によって、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分類されています。

【熱中症の重症度分類】

■重症度 Ⅰ度 熱失神・熱けいれん(筋けいれん) → 応急手当をし経過観察、誰かがついて見守り、良くならなければ医療機関へ。
■重症度 Ⅱ度 熱疲労 → 速やかに医療機関での診察が必要です。
■重症度 Ⅲ度 熱射病 → 緊急搬送が必要です。救急車到着まで積極的に冷却しましょう。

引用:厚生労働省HP「働く人の今すぐ使える熱中症ガイド」 https://neccyusho.mhlw.go.jp/

厚生労働省では、熱中症予防対策として
4月を「準備期間」、5月~9月を「実施期間」、7月を「重点取り組み期間」としています。
昨年1年間の職場における発生状況を見ると、死亡を含む休業4日以上の死傷者827人、うち30人が亡くなっています。(2023年時点)
次回以降も、熱中症対策についてご紹介していきます。

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