情報機器作業における労働衛生管理について③
[2023.03.07]
今回は、「情報機器作業における労働衛生管理」についてです。
多くの人がパソコンやタブレットを用いた情報機器作業に携わっています。
ガイドラインに従って、労働衛生管理を進めましょう。
情報機器作業における健康影響は、「筋骨格系症状」「視器症状」の身体的な症状と「ストレス症状」に大きく分けられます。
「視器症状」:眼疲労、眼精疲労、ドライアイ、一時的な調節機能低下など眼の酷使によるピント調節機能の障害や瞬きの減少による乾燥などが原因として考えられます。
★対策の一例をご紹介します。
・明暗の対照が著しくない室内照明を用いましょう。
・ディスプレイと書類を交互に見る作業では明るさが著しく異ならないようにしましょう。
・机上の照度は300ルクス以上が目安です。
・太陽光が差し込むときは、窓にブラインドをしましょう。
・視器症状にも作業姿勢、作業時間の工夫は大切です。