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令和5年全国労働衛生週間準備時間重点事項③

[2023.09.05]

今回は、「令和5年全国労働衛生週間」についてです。

令和5年の全国労働衛生週間は、10月1日(日)~10月7日(土)です。
「全国労働衛生週間」は、労働者の健康管理や職場環境の改善など『労働衛生』に関する国民の意識を高め、職場の自主的な活動を促して労働者の健康を確保することを目的として毎年実施しています。

今年のスローガンは、「目指そうよ二刀流 こころとからだの健康職場」です。

なお、全国労働衛生週間の実効を上げるため、9月1日から9月30日までが準備期間とされています。
準備期間中に、以下の重点事項をはじめとして、日常の労働衛生活動の総点検を行いましょう。
順に重点事項をご紹介していきます。

③転倒・腰痛災害の予防 に関する事項
a 事業者による労働災害防止対策に積極的に取り組む旨の表明
b 身体機能の低下等による労働災害の発生を考慮したリスクアセスメントの実施
c 高年齢労働者が安全に働き続けることができるよう、 「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」 を踏まえ事業場の実情に応じた施設、設備、装置等の改善
 及び体力の低下等の高年齢労働者の特性を考慮した、作業内容等の見直し
d 労働安全衛生法に基づく雇入時及び定期の健康診断の確実な実施と、労働者の気付きを促すための体力チェックの活用
e 若年期からの身体機能の維持向上のための取組の実施
f 小売業及び介護施設の企業等関係者による「協議会」を通じた転倒・腰痛災害等の予防活動の機運の醸成・企業における取組の推進
g ストレッチを中心とした転倒・腰痛予防体操(例:いきいき健康体操)の実施
h 「職場における腰痛予防対策指針」に基づく腰痛の予防対策の推進
 (a) リスクアセスメント及びリスク低減対策の実施
 (b) 作業標準の策定及び腰痛予防に関する労働衛生教育(雇入れ時教育を含む。)の実施
 (c) 介護・看護作業における身体の負担軽減のための介護技術(ノーリフトケア)や介護機器等の導入の促進
 (d) 陸上貨物運送事業における自動化や省力化による人力への負担の軽減

50歳以上を中心に、転倒による骨折等の労働災害が増加し続けています。
中央労働災害防止協会(中災防)では「STOP!転倒災害」キャンペーンも行われており、
見やすいリーフレット等がご確認いただけます。
https://www.jisha.or.jp/campaign/tentou/index.html

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