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テレワークにおけるメンタルヘルス

[2023.11.16]

今回は、「テレワークにおけるメンタルヘルス」についてです。

テレワークには、労働者にとってはワーク・ライフ・バランスの確保、企業に
とっては業務効率化による生産性の向上等、様々なメリットがある一方、
「長時間労働になりやすい」「コミュニケーションが取りづらい」等、メンタル
ヘルス不調につながる恐れも指摘されており、テレワークに対応した適切
なメンタルヘルス対策の推進が求められています。

●テレワークの導入・運用がもたらす就業への好影響
日頃の適切な労務管理や業務効率化等の取組のもと、テレワークを適切に導入・運用することで、
労働者にとっては、「通勤時間を節約することができる」「通勤による心身の負担が少ない」「隙間時間などを有効に活用することができる」「担当している業務に集中できる」「育児・介護と仕事の両立がしやすい」といったメリットがあります。結果として、ストレスの軽減など、メンタルヘルスに良い影響
をもたらすことも報告されています。

★テレワークによる変化
ワークライフバランスの向上
⇒・家族と過ごす時間や、自分の趣味のための時間が増加した
 ・育児、介護、病気治療と仕事の両立が可能になった
働き方の多様化
⇒・働き方改革が進んだ
 ・通勤困難な社員が継続して働くことが可能になった
その他
⇒業務プロセスの見直しにつながった
★メンタルヘルスへの影響
メンタルヘルス
⇒・ストレスが軽減した
 ・希望する生き方を選択できる可能性が増えた
仕事に関するアウトカム
⇒・仕事の効率化、生産性の向上が進展した
 ・多様な人材の確保による事業の幅が広がった

次回以降、テレワークの導入・運用がもたらす就業への好ましくない影響と関連する要因についてご紹介していきます。

参考資料:厚生労働省「テレワークにおけるメンタルヘルス対策のための手引き」

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