熱中症
今回は、「熱中症」についてです。
熱中症は、屋外作業だけではなく、屋内作業でも多数発生しています。
しかし、熱中症は適切な作業管理、作業環境管理、健康管理や労働衛生教育を行うことで防ぐことができます。
暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。
暑さ指数(WBGT)は、気温、湿度、風速、輻射熱を考慮した暑熱環境によるストレス評価を行うための指数です。
単位は気温と同じ摂氏度(℃)ですが、そなた位は気温とは異なります。熱中症予防対策として、暑さ指数(WBGT)を確認し、熱中症予防管理者等による職場巡視や水分・塩分の摂取、
必要に応じて作業時間を短縮する等適切な対策を講じましょう。
【熱中症予防のための行動指針】
危険・・・WBGT値31℃以上
・できるかぎり風通しがよく涼しい場所に移動しましょう。
・高齢者においては安静状態でも危険性が高くなります。
厳重警戒・・・WBGT値28℃~31℃
・熱中症の危険性が高いので、気温の上昇に注意しましょう。
警戒・・・WBGT値25℃~28℃
・熱中症の危険性が増すので、激しい運動や作業をする場合は、定期的に充分な休息をとり、水分を補給しましょう。
注意・・・WBGT値25℃未満
・激しい運動や重労働時には熱中症が発生する危険性があります。
・熱中症の兆候に注意しながら定期的に水分を補給しましょう。