今回は、「春の全国火災予防運動」についてです。

3月1日(土)～3月7日(金)は、春の全国火災予防運動週間です。

近年、倉庫における火災で死者が発生しています。火災を絶対に発生させないために、次の確認項目をすぐに点検し、皆様の生命と財産を守りましょう。

①防火設備(防火シャッター等)の適切な維持管理をしていますか？
●ダンボール箱などで防火設備(防火シャッター等)が閉まらないと火災発生時に延焼拡大につながります。
➡・倉庫の実態にあわせて作成したチェック表などを活用して、毎日、自主点検を実施しましょう。
　・避難経路に物を置かないようにしましょう。
　・防火設備の維持管理の責任者を指定しましょう。
　・防火教育を実施して防火に関する知識を身につけましょう。(防火シャッターの取扱い方法等)

②火災時、早期に対応ができるように消防訓練を実施していますか？
●倉庫に設置された消防用設備が有効に活用されないと、火災が延焼拡大して被害の増加につながります。
➡・初期消火訓練を実施しましょう。
　　消火器、屋内消火栓設備、屋外消火栓設備の操作要領を覚えて、火災時に使用できるようにしておくことが必要です。
　・避難訓練を実施しましょう。
　　火災時は防火シャッターが閉まります。防火シャッターの近くのくぐり戸を介した避難経路の確認をしておくことが必要です。
　・通報訓練を実施しましょう。
　　通報が遅れないように、所在地を書いたメモを身近なところに貼っておくと便利です。