ゲートキーパー
みなさんは、「ゲートキーパー」をご存じですか。
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。
悩みを抱えた人は、「人に悩みを言えない」、「どこに相談に行ったらよいかわからない」、「どのように解決したらよいかわからない」等の状況に陥ることがあります。
悩みを抱えた人を支援するために、周囲の人々がゲートキーパーとして活動することが必要です。
【ゲートキーパーの4つの役割】
●気づき:家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
●傾聴:本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
●つなぎ:早めに専門家に相談するように促す
●見守り:温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
【ゲートキーパーの心得】
◆温かみのある対応をしましょう
◆真剣に聴いているという姿勢を相手に伝えましょう
◆相手のこれまでに苦労をねぎらいましょう
◆心配していることを伝えましょう
◆わかりやすく、かつゆっくりと話をしましょう
◆一緒に考えることが支援です
◆準備やスキルアップも大切です
◆自分が相談にのって困ったときのつなぎ先(相談窓口等)を知っておきましょう
◆ゲートキーパー自身の健康管理、悩み相談も大切です
「ゲートキーパーとしての心得」は社内の管理職のラインケアにも役立ちます。