血糖値スパイク
今回は、「血糖値スパイク」についてです。
「血糖値スパイク」とは、普段の血糖値は正常値であるにも関わらず、食後に血糖値が急上昇し、そのあと急激に下がる状態のことをいいます。
食後に、眠くなることはありませんか?それは血糖値スパイクが原因かもしれません。
食事によって血糖値が急上昇すると、それを下げるためにインスリンが大量に分泌されます。
インスリンの過剰分泌により、血糖値が急激に低下し、低血糖状態になることもあります。低血糖になると、脳へのエネルギー供給が不足し、脳が休息モードに入り、眠気や倦怠感、集中力の低下を引き起こします。
こうした血糖値の乱高下が血管にダメージを与えてしまいます。その結果、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中による突然死のリスクが高くなります。
《血糖値スパイクを防ぐ方法》※一例です。
・朝食をぬかない
・汁物・野菜などから食べる
・早食いは避け、よく噛んで食べる
・空腹時の間食(甘い菓子類、糖質量の多いおせんべい等)はできるだけ控える
・食後15分くらいから体操や散歩など軽い運動は効果的。立っているだけでも効果はあります
できそうなことから少しずつ始めてみましょう!