企業における防災の取り組みについて
今回は、「企業における防災の取り組み」についてです。
災害が発生した場合に備え、企業は経営資源を守り、事業活動を継続・復旧するための対策に取り組む必要があります。
経営資源・・・ヒト(従業員、家族等)
モノ(建物、設備、機器等)
カネ(運転資金、保険等)
情報(データ、システム等)
防災の取り組みは、生命の安全確保と物的被害の軽減を目的としています。
備えができているか、改めて確認してみましょう。
●事業所の耐震化
●人命の安全確保(避難経路、救命救助)
●安否確認
●役割・体制(指揮命令、被害確認)
●教育・訓練の実施
●食料、医薬品、トイレ等の備蓄
●二次災害防止(出火、落下、飛散、浸水)
●オフィス家具、機器の転倒防止
災害の恐るべき点は、いつ起こるかわからない予測の難しさにあります。
備蓄品は定期的に場所や中身(消費期限等)を確認し、従業員数と来客数を想定して用意しましょう。
いざという時に職場の全員が避難場所や最寄りの一時避難所へのルートを思い出せるよう、周知しておきましょう。
また備蓄等の保管場所がどこに収納されているか、期限切れのものはないかも合わせて定期的に確認をしましょう。