10月はピンクリボン月間です
毎年10月は「ピンクリボン月間」です。
マンモグラフィによる乳がん検診によって、乳がん死亡率を減らすことが科学的に証明されています。
多くの先進国では、マンモグラフィによる乳がん検診が推奨されていて、アメリカでは50歳から74歳の女性の76.5%、イギリスでは50歳から70歳の女性の74.2%がマンモグラフィを受診しています。その結果、アメリカやイギリスでは、乳がん発生率が増加しているにもかかわらず、乳がん死亡率は減少し続けています。
一方、日本では、40歳以上のマンモグラフィによる乳がん検診の受診率は44.6%です。これは、先進国で最低の数字です。
検診受診率が低いため、早期発見が遅れていて、先進国で唯一、乳がん死亡率が増加し続けています。
ブレスト・アウェアネス」は、乳房を意識した生活を送ること。
乳がんの早期発見・治療につなげるために重要な習慣です。
日頃から乳房の状態を意識する生活習慣を身につけましょう。
★「ブレスト・アウェアネス」の4つのポイント
①自分の乳房の状態を知る(見て、触って、感じてみる)
②乳房の変化に気をつける(しこり、皮膚のくぼみや分泌物など)
③乳房の変化に気づいたら、検診を待たずにすぐに乳腺外来のある医療機関を受診しましょう
④40歳になったら2年に1回、定期的に乳がん検診を受けましょう。
10月の「ピンクリボン月間」には、乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝えるとともに、がん検診受診促進の取組やがんの早期発見と正しい健康意識の普及啓発のため、
全国で様々なキャンペーンが展開されています。
大阪市のキャンペーンの一部をご紹介します。
●桜色ライトアップの実施
・大阪城天守閣
実施日:令和6年10月6日(日曜日)
実施時間:日没から22時まで
・天保山大観覧車
実施日:令和6年10月6日(日曜日)及び令和6年10月20日(日曜日)
実施時間:日没から22時まで
・大阪市役所本庁舎
実施日:令和6年10月1日(火曜日)から令和6年10月17日(木曜日)まで、令和6年10月21日(月曜日)から令和6年10月31日(木曜日)まで
実施時間:日没から24時まで