「長時間労働等による健康障害を防ぐために」について
[2023.04.28]
今回は、「長時間労働等による健康障害を防ぐために」についてです。
長時間労働等の過重労働は、疲労の蓄積をもたらす要因であり、さらに脳血管疾患・虚血性心疾患および精神障害との疫学的な関連が認められています。
脳血管疾患・虚血性心疾患が場合によっては命に関わる疾患であることは言わずもがな、うつ病をはじめとする精神障害も自殺に及ぶ可能性があります。
そうした長時間労働による健康障害を防ぐには、業務整理などにより労働時間を削減し、年次有給休暇の取得促進や勤務間インターバル制度等の導入等により十分な休息を確保することが重要です。
また現状の労働時間管理や日々の労働者の様子を把握することも長時間労働による健康障害を早期予防・早期発見するために重要です。