【Vol.17】ブラック産業医

2019.09.28 労働安全衛生法の解説

先生こんにちは。
今日もお願いします。
こんにちは。
よろしくお願いします。
突然ですが、産業医が従業員のクビ切りをビジネスにしている話を耳にしたんですが・・・
同業者として大変恥ずかしい話ですが、事実そういうことが起きています。
俗に「ブラック産業医」と呼ばれています。
なぜそんなことが起きてしまうんでしょうか?
理由としては、産業医が企業に雇われている立場であることが理由の一つです。
なるほど。
企業は都合の悪い産業医を解任し、都合よく意見を述べてくれる産業医を選任できてしまうんですね。
その通りです。
いずれにせよ産業医が労使の中立的立場で意見を述べられないことは大きな問題です。
そうですね。
結果として中立性を保てず、企業に迎合したクビ切りビジネスに加担したのがブラック産業医ということです。
なるほど。
ある意味では、企業がブラック産業医を生み出したんですね。
そのように捉えることもできます。
ただし、こうした問題に対し厚労省も産業医の権限強化の検討を始めています。
※弊会コラム「産業医勧告権の強化?
そうなんですね!
はい。
厚労省は2019年度にも、産業医が安易に解任されないず中立的立場で意見を述べられるように制度の見直しを検討しています。
※弊会関連コラム「働き方改革に伴う「産業医」への注目度向上
企業の勝手で産業医を解任させない制度ですか?
例えば、企業が産業医との契約を解除する場合、その理由を労働組合側に伝えてからとすることが検討されています。
なるほど。
労使の代表がいる場ですし、一方的な意見だけで解任されることはなくなりそうですね。
いずれにせよ、根本的な産業医の活用方法を間違えてはいけませんね。
おっしゃる通りです。
よい環境で業務していただくためにも引き続き提案させていただきます。
よろしくお願いします。
では、本日はそろそろ失礼します。
ありがとうございました。
ありがとうございました。