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旬を取り入れた食生活について

[2022.11.21]

今回は、「旬を取り入れた食生活」についてです。

日本では古来より四季を通して「旬(しゅん)」を楽しむ風習があります。
旬とは、ある特定の食材において、ほかの時期よりも新鮮でおいしく食べられる時期をいいます。また旬の物はよく市場に出回るため値段も安価になりやすく、消費者にも嬉しい時期です。「出盛り期」とも呼びます。
秋(8月~10月)の旬の野菜といえば、銀杏(ぎんなん)・栗・ゴボウ・さつま芋・里芋・松茸などがあります。
冬(11月~1月)の旬の野菜は、かぶ・小松菜・大根・長ネギ・白菜・ほうれん草・百合根などがあります。

ほうれん草などは店頭に1年中並んでいますが、出回り最盛期とそれ以外の時期では、栄養成分にどの程度の差があるかの実験では、東京とその近郊の5店舗において毎月店頭でよく売れている品種、そしてより新鮮なほうれん草を1年間分析しました。
その結果の一部として、ビタミンCを100g当たりで比較してみると、出回り期の12月では84mgあるのに対して、9月には17mgでした。出回り期と比較して約5分の1の結果となっています。1年間を通しての平均値は43mgでした。

皆さんもよくご存じの食品成分表(正式には『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』といいます)において、ほうれん草の可食部100g当たりのビタミンC含有量は、「【通年平均(食品番号:06267)】35mg」のほかに「【夏採り(食品番号:06355)】20mg」と「【冬採り(食品番号:06356)】60mg」が記載されています。同じほうれん草を100g食べたとしても、その食べる時期(厳密には種類が異なります)によってビタミンC摂取量が変化することを考慮しているわけです。

野菜や果物は出回り期が長く1年中手に入れることができますが、やはり旬を考慮した季節感のある献立を心がけるようにしましょう。

参考資料:厚生労働省e-ヘルスネットhttps://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-021.html

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