災害時における熱中症対策
今回は、「災害時における熱中症対策」についてです。
熱中症は、死に至る可能性のある重篤な病気ですが、適切な予防・対処を行えば、防ぐことができます。
災害時には、慣れない環境や作業で熱中症のリスクは高くなりますので、お互いに声をかけながら、十分に注意しましょう。
★停電などで、どうしてもエアコンが使えないときは。
●日光を遮り、風通しをよくしましょう
●濡れたタオル等を肌に当て、うちわであおぎましょう
●できる限り、冷房設備が稼働しているところへ避難しましょう
●停電時の断水に備え、飲み水を備蓄しましょう
●電力需給ひっ迫時には、浴槽やバケツに水を貯めておきましょう
▲体を冷やしましょう
●涼しい服装に着替え、風通しをよくしましょう。
●のどが乾いていなくても、こまめに水分補給をしましょう。
●濡れたタオル等を肌に当て、うちわであおぐと熱が放散されます。
●水道が使えるようなら、水浴び等で体を冷やしましょう。
【片付け等の作業時の注意点】
◆作業開始前には必ず体調を確認し、体調が悪い場合は作業を行わないようにしましょう。
◆できるだけ2人以上で作業を行い、作業中はお互いの体調を確認するようにしましょう。
◆休憩・水分・塩分の補給は、一定時間毎にとるようにしましょう。
また、休憩時には、日陰等の涼しい場所を確保しましょう。
◆暑い時間帯の作業は避けましょう。
◆汗をかいた時は水分・塩分の補給も。