転倒予防対策について②
[2022.10.24]
今回は、「転倒予防対策」についてです。
転倒による労働災害は最も多く、労働災害全体の約25%を占めています。
転倒による怪我の約6割が休業1か月以上に及ぶものです。
安全・安心な職場づくりのため、転倒防止対策に取り組みましょう。
対策例をご紹介していきます。
【設備の改善】
転倒は、床の状態が急に変化したような環境下で発生し易いため、出入口周辺に滑りにくいゴムマットを敷くなど、職場の床の滑り易さをできるだけ一定にする対策が有効です。この際、その床に対してやや滑りにくい程度の靴底を持つ安全靴を組み合わせると、より安全性が高まります。
また、冬季に屋外作業を行う場所などでは、凍結しにくい材料の使用やヒートマットの設置など、凍結防止対策が有効です。