熱中症の予防(救急対応)について
[2022.04.27]
今回は、「熱中症の救急対応」についてです。
昨年は減少しましたが、例年は5万人以上が熱中症により緊急搬送されています。
現場で様子を見る場合、または救急車が来るまでにできることを紹介します。
■涼しい場所へ移動
・冷房の効いた休憩室に移してください
・頭をすこし下げた状態で寝かせてください
■体を冷やす
・衣服を脱がせて体からの熱の放散を助けてください
・露出させた皮膚に水をかけ、うちわや扇風機で風を当ててください
■水分・塩分をとらせる
・塩分を含んだ経口補水液が理想的です
・塩分を含まない場合は、別途塩分をとらせてください
・自力で水分をとれない場合は無理して飲ませず、救急隊を要請しましょう
■必ず誰かが付き添うこと(容態が急変することもあります)