健康な歯を保つ口腔ケア
今回は、「健康な歯を保つ口腔ケア」についてです。
★全身の健康は歯の健康から
肥満や生活習慣病の予防のためには、いろんな食べ物をバランスよく食べることが重要です。そして、なんでもよく噛んで食べるためには、健康な歯が欠かせません。自分の歯で何でも噛めるということは、食生活を豊かにすると同時に、健康の維持・増進、病気の予防にもつながるのです。
日本では、「80歳になっても自分の歯を20本以上保つこと」だけではなく、「60歳で自分の歯を24本以上保つこと」「40歳で自分の歯をすべて保つこと」も提唱されています。
歳をとって歯が抜けるのは老化現象の1つだと思われがちですが、歯周病を正しく予防・治療すれば、いくつになっても自分の歯を保つことが可能です。まずは、ブラッシングや生活習慣を確認してみましょう。
★生活習慣に潜む歯周病の危険因子を減らそう!
肥満や糖尿病など歯周病の発症や悪化に関わる病気を予防・改善するとともに、生活習慣に潜む危険因子を減らすことが重要です。
歯周病は、口腔内の環境のほか、食習慣や喫煙、睡眠、ストレスなどとも関係が深く、これら生活習慣の改善によって予防することができます。
■定期的に歯科検診を受ける
■適度な運動を習慣にする
■喫煙者は直ちに禁煙する
■ストレスは上手に解消する
■質のよい睡眠を十分にとる などです。
※参考:全国健康保険協会 健康サポート