メタボリックシンドロームについて
今回は、「メタボリックシンドローム」についてです。
栄養過多や運動不足になりやすい環境の現代では、年齢に関わらず、誰もがメタボリックシンドロームになる危険性があります。
なお、2008(平成20年)年度から開始された「特定健診・特定保健指導」の主軸となっている「メタボリックシンドローム」とは、「内臓脂肪型肥満」の人が高血糖・高血圧・脂質代謝異常のうち2つ以上を併発している状態を指します。
【日本におけるメタボリックシンドローム診断基準】
ウエスト周囲径(内臓肥満)➡男性:85cm以上、女性:90cm以上
これに加えて、下記3つのうち2項目に該当
高脂血➡中性脂肪:150mg/dL以上かつ/またはHDLコレステロール:40mg/dL未満
高血圧➡収縮期血圧:130mmHg以上かつ/または拡張期血圧:85mmHg以上
高血糖➡空腹時血糖:110mg/dL以上
放置し続けると、脳卒中や心臓病へ進展する可能性があります。
重症化する前に「脱メタボ」の対策を行い、健康に過ごしましょう。