医療法人 福命会 健康管理支援室

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「ストレスチェック制度の実施状況」と「長時間労働への監督指導」

2017年07月26日に厚生労働省が報道発表として大きく下記の2点を公表しました。

【1】ストレスチェック(SC)制度の実施状況
【2】長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果

【1】SC制度の実施状況について
・SC制度の実施義務対象事業場のうち、82.9%の事業場がSC制度を実施
・SC実施事業場の労働者のうち、SCを受けた労働者は78.0%
・SCを受けた労働者のうち、医師による面接指導を受けた労働者は0.6%
・SCを実施した事業場のうち、78.3%の事業場が集団分析を実施
※厚労省HP「ストレスチェック制度の実施状況 」より

改めてではありますが、ストレスチェックは労働者数50人以上の事業場が対象で、実施は義務となっています。
弊会コラム「【Vol.5】労働者保護の三本柱」も合わせてご確認下さい。

【2】長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果
(1)監督指導の実施事業場は、23,915事業場
このうち、労働基準関係法令違反は15,790事業場(全体の66.0%)
(2)主な違反内容
 ①違法な時間外労働が、10,272事業場(43.0%)
 ②賃金不払残業が、1,478事業場(6.2%)
 ③過重労働による健康障害防止措置の未実施が、2,355事業場(9.8%)
(3)主な健康障害防止に関する指導の状況
 ①過重労働による健康障害防止措置が、20,515事業場(85.8%)
 ②労働時間の把握が不適正なため指導したが、2,963事業場(12.4%)

長時間労働については、2017年6月の省令改正もありました。
下記リンク先内容をご参照いただき、今後の企業の成長発展の一助としていただければ幸いです。
①弊会コラム「産業医制度等に係る省令改正について」)
②弊会コラム「月100時間超の時間外労働は産業医に報告義務」)

これらの報道発表に伴って、これまで以上に労働基準監督署が積極的な動きをすることが予想されます。
労働衛生についての体制づくりを行っておくことが望ましいと思います。