医療法人 福命会 健康管理支援室

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ブラック産業医の撲滅

産業医という立場を利用し、雇い主である企業の意思を強く反映した就業上の措置を行った「ブラック産業医」が訴えられました。

●短時間の面接、主治医の意見聞かずに診断
神奈川県の団体職員だった女性Aさん(43)は、団体内のパワハラやいじめに悩まされ、うつ病を発症。2014年5月に休職した。体調が回復したので、主治医の診断書を添えて復職を申し出たが、団体は復職を認めなかった。産業医がAさんの復職を否とする意見書を出したからだ。Aさんは2015年6月、休職期間満了で退職扱いされた。
この産業医はAさんと30分の面談を1回しただけ。主治医への問い合わせは一度もなく、心理検査もしないで、「統合失調症」「混合性人格障害」など、Aさんがこれまで一度も受けたことのない病名をつけたという。

※弁護士ドットコム『「ブラック産業医が復職阻止、クビ切りビジネスをしている」弁護士が警鐘』より

産業医は、労働者には健康保持義務を促し、企業には健康配慮義務の指導・助言を行う、中立な立場でいるべきです。

本件は企業による間違った産業医の活用例と言えます。
企業は産業医を正しく活用することによって、労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することが求められます。